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「洗濯の常識」は文化によりけり

  • 2021.01.20

現在の電気洗濯機は、おもに「縦型(渦巻き式)」と「ドラム型」に分けられますが
旧来型の技術で主流を占めているのが縦型で、新技術として台頭してきたのがドラム型
そんなふうにとらえている方も多いのではないでしょうか?


とくに、ドラム型については、2003年にPanasonicが「ななめ式ドラム型」を市場に投入したことで
近年、急速に普及してきた印象があります。
しかし実際には、縦型/ドラム式の違いは、技術の問題というよりも
「その国の生活スタイル」で決まっている部分が大きいともいえます。

日本では約8割の洗濯機が縦型で、ドラム式は2割程度にとどまっています。
対照的にアメリカやヨーロッパでは、ほとんどの洗濯機がドラム型なのです。


こうした違いを生んでいる理由とは、一体何なのでしょうか?
ひとつにサイズが挙げられます。
「持ち上げて落とす洗いかた」が仕組みであることから
ドラム型はある程度のドラム径を必要することと
さらに、洗濯物が槽の中で自由に動かなくてはいけないので
したがって、多くの洗濯物を洗うには、それだけ大きな洗濯機が必要となるわけです。
これとは対照的に、縦型はドラム式ほど多くのスペースを必要とせず
日本で縦型が普及しているのは、こうしたことが理由といえそうです。


欧米ではまた、洗濯機には「乾燥機」がつきものです。
日本では、物干し竿に掛けられた真っ白な衣類が、洗濯を象徴していて
多くの人ができるだけ天日干ししたいと考えています。

それに対して、欧米の人は天日干しを求める人は極めて少なく
洗濯から乾燥までを一挙にこなす洗濯機が喜ばれます。
ドラム式は、その構造上、乾燥機能を組み入れやすい構造ですので
広く普及しましたが、日本ではこうした乾燥機能よりも、省スペース性が重視されたことから
縦型を軸として普及が進んだと考えられています。


岐阜県郡上市にある「株式会社 山下設備計画」は
トイレやキッチン、お風呂など水まわりを専門に、リフォームを行っています。
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