江戸時代の水道料金のしくみとは?
- 2020.12.18
今から400年ほど前の江戸時代の
浄水を利用する仕組みについて記録されたものが残っているそうです。
ここでは、それについてご紹介しましょう。
江戸の町は、多摩川の羽村から取水した玉川上水によって正常な水が配水されていたそうです。
これによって、将軍をはじめ、武士、商人のほか、住民に至るまでその恩恵にあずかることになりました。
上水の維持管理は、たまがわじょうすいを開削した玉川兄弟という二人の人物がおこない
その費用は、上水の利用者から徴収していたとされています。
その利用料は、「水銀(みずぎん)」と呼ばれていましたが
武士階級は、禄高(石高)、土地所有者や商人は、地所の間口に応じて徴収されていたそうです。
また、借地人や借家人、すなわち庶民の多くは無料だったそうです。
実際は、地主や大家さんが個数分の料金を支払うので
庶民の家賃は、そういった上下水道料金込みであったと理解されます。
それならば「ジャブジャブ」と使う不心得者が出るのでは?と思いますが
当時の家庭内の水利用は、せいぜい調理と飲食程度で、洗面や洗濯は井戸端で
お風呂は公衆浴場、トイレは共同便所で汲み取り式でした。
配水されてきた上水は、長屋の外にある井戸へ流れ込み
そこから桶でくみ上げて家の中に運ぶ仕組みでしたので
わざわざ多く使う必要もなかったのではと考えられています。
なにより、街中では「水は貴重なもの」との考えで
各所に天水桶を備えた雨水利用設備や、一度使った水を打ち水で再利用するなど
もったいない精神が徹底されており、このようなシステムが鳴り謳っていたのではないかといわれています。
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